インフルエンザの猛威
あっという間に2月に入りましたね。小春日和かと思えば、雪が降るという寒暖の差に、体調を壊す子どもや大人も少なくありません。体調管理には十分気をつけましょう。
さて、年末からノロウイルスが猛威を奮い、例年の5倍もの感染者数が騒がれましたが、当園では保護者の皆様の「入館前手洗いの徹底」などのご協力のおかげで、比較的感染児数は少なく済みました。
まだまだ予断は許しませんが、やはり手洗いが一番の感染予防になるようです。
そして、先週からはインフルエンザが感染警戒の水準になりました。
今年のインフルエンザは、急な発熱が特徴です。発熱すると悪寒がして、身体が重い、関節が痛いといった症状があります。
子どもがいつも通りの服装でも「寒い」や「痛い」「訳もなく急に機嫌が悪くなる、眠りたがる」などの状態になったら、まず休養させて検温しましょう。インフルエンザならば、どんどん熱が上がります。
インフルエンザは、発熱後24時間を経過しないと検査しても陰性と診断されます。インフルエンザは抗生剤では効き目がなく、無理に解熱剤を使うと薬の切れ目に急な発熱を繰り返し思わぬ合併症などにつながりますから、適切な診断と十分な休養が必須です。
また、熱性ケイレンをもつお子さんは、急な発熱と体温上昇には注意が必要です。
何より予防が大切。小まめな手洗い、マスク、換気が一番の予防です。みんなで注意して、感染の拡大を防ぎましょう!