汗と高さと怖さと揺れと…
スカイツリーです。
週末のスカイツリーは、朝早くに行っても、上がれるのは昼です。
昼以降は夕方から夜の都会を見たいお客さんでますます混みます。
要は一日中、長蛇の列です。
並ぶのと高いところが大嫌いな私が、田舎の兄弟の上京記念にと行って参りました。
一言で言うなら、自爆行為。
上がるエレベーターはたった1分弱で345メートルに達します。日本のエレベーター技術のイノベーションはすごい。そして、話題のエレベーター内のテーマは「秋」。黄金の鳳凰が舞う見事な伝統工芸でした。
さあ、345メートルといえば、東京タワーの天辺より上です。さらに、451メートルの最上部に上がると、眼下の都会はミニチュアです。東京だけでなく、関東一円+富士山や近海の島まで見渡せます。
すばらしい(と言いつつ、高所恐怖から遠くにしか目をやれませんが)。
ただ、ちょっと、あれ?何だか、揺れてないですか?
え!揺れてますよね…!!
免震構造、暴風対策で、揺れることでエネルギーを逃がす…?
へ、へぇ〜…す、すごいですね。でも、もういいです。降ろしてください…涙。
帰りのエレベーターのテーマは「夏」で、江戸キリコの花火が輝いていた…そうです。私は膝の脱力感と手足の汗に気を取られ、顔を上げずに地上でした。
異次元の世界最高のパノラマビュー、皆様もぜひご堪能ください。